【感想とおすすめポイント】お探し物は図書室まで/青山美智子

おすすめ本

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ご覧いただきありがとうございます。

今回ご紹介する一冊は青山美智子さんの
「お探し物は図書室まで」です。

2021年本屋大賞2位の大人気作。

帯に『明日への活力』と書かれていますが、
まさにその通りの必読書でした。

ただのほっこり温まる物語と思うなかれ。

何かに行き詰っている方には、
この本を処方いたします

【特にこんな方にはおすすめ】
・今の仕事に満足していない…
・家事や育児に毎日追われている…
・漠然と将来に不安がある…

『生きづらい世の中』
『自分には何もない』

そんな思いで下を向いている方は
この本に救われてください。

では、あらすじと個人的なポイント、
感想をご紹介します!

※できる限りネタバレを避けています。

あらすじ

自分が本当に探している物が見つかる。

ふとしたきっかけで巡り合うことになる
“図書室”“司書さん”

人生に悩む人々は司書さんの
『選書』『付録』により導かれます。

一風変わった選書に―謎の付録-

これが不思議なことに行き詰った人生の
大きなヒントとなっていきます。

明日への活力が満ちていく。

現代の必読書

5章で構成された物語に、
自分を重ねて読んでください。

副業(複業)等が注目される今の時代。

これまで以上にたくさんの働き方が
あると言われるようになりました。

もちろん働き方だけではなく、
様々な生き方に焦点の当たる時代です。

私たちは平凡な日々に、
漠然とした不安や焦りを抱くものです。

登場人物も仕事の通じて今の現状に
悩みを抱いていました。

自分自身も「それそれ!分かるなぁ」なんて
登場人物の悩みに共感することがありました。

『仕事』に関するテーマなんですが、
もう人生がテーマと言って良いです。

そして、ただ共感できる物語だけでなく、
“解決策ここにあり!”という内容なんです。

そして、登場人物を後押しするのが
“とある図書室”とそこにいる“司書さん”です。

この司書さんの選書と謎の付録
『人生の後押し』となっていくんですよね。

“目の前にあることはすべて何かのきっかけ”

“今、自分が広げることができる範囲で、
 精一杯手を広げること”

というように、ページを捲るごとに
どんどん打開策が溢れてくるんですよね。

もうこれは『今の時代の必読書』だって
読みながら感じました。

青山さんの温かな物語と相まって
とにかく活力が湧いてくる本なんです。

本は読み手が活かすもの

この本は作者である青山美智子さんが、
訴えかけてくるような感じなんですよね。

本の内容や登場人物を通じながら
隣で悩みを聞いてくれる感じです。

読んでるうちにどんどん気持ちも
心構えも入れ替わっていきます。

それぞれの登場人物もそうなんですよね。

本や謎の付録はただのきっかけに過ぎません。

このきっかけが種まきとなって
どんどん解決策の芽が出てくるんです。

本は読み手がどう感じるかで、
書き手以上に価値を引き出せます。

登場人物の急成長がそれを物語っています。

本の素晴らしさを改めて
感じさせてくれます。

そして、この司書さんは
誰よりもそのことを心得ていました。

最後に

この本は本当にたくさんの人生のヒント
詰め込まれています。

何度も再読すべき1冊で、
その時々で共感する部分も変わるはずです。

青山美智子さんの本は、
温かな物語が特徴的です。

体の芯から温まり、すぐに冷めることなく、
読者の力となってくれるような感覚です。

この本はもちろん、他の作品も手に取っていただければと思います。

〇文庫版


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