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【感想と魅力解説】『勝手にふるえてろ』綿矢りさ

中学時代に片思いをして以降、恋愛経験なしの26歳の江藤良香。そんな彼女の前に自分を熱烈に求めてくれる男が現れる。しかし、良香は常に追い求めていた"理想"と、求められるという"現実"の間で心が揺れ動く。複雑な心の動きを圧倒的筆力で描いた1冊。
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【感想と魅力解説】『さんかく』千早茜

正和は夕香が暮らす古い京町家でルームシェアをすることになった。しかし、彼には華という彼女がいたのです。正和と夕香はただ「食の趣味が合う」というだけ。それでも不安定に傾き始めた物語は、三角関係"未満"という奇妙な関係性の中進んでいく。
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【感想と魅力解説】最新刊『アフター・ユー』

タクシー運転手の青吾が仕事から帰ると恋人・多実がいない。その日から多実は行方不明となり、ある日海難事故に巻き込まれたことを知る。しかし、そこには見知らぬ男の存在があった。青吾と男の妻である沙都子は、真相を求め五島列島の遠鹿島へ…。
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【感想と魅力解説】『八月の銀の雪』伊与原新

地球の奥底に地球の真の姿がある。未だに就職先に縁がない、理系大学生の堀川がベトナム人店員グエンとの出会いで、地球の神秘に触れる。ハトの帰巣本能、ガラスの体をもつ生物など、科学の視点を通して、日常の捉え方が変わる全5篇。
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【感想と魅力解説】『オオルリ流星群』伊与原新

高校3年の夏に、作った巨大タペストリー。あの夏の仲間が、今地元に集まっている。久志たちは、天文学者になった彗子の『天文台作り』に協力することに。しかし、そこにいるはずだった仲間が一人だけ姿がなかった。あの夏の真相と天文台作りの行方は…。
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【感想と魅力解説】最新刊『暁星』湊かなえ

全国高校生総合文化祭の式典中に、現役の文部科学大臣・清水義之が刺されて死亡する事件が起きた。犯人・永瀬暁はのちに、手記を発表し清水義之が関係している新興宗教に対する恨みが…。物語はフィクションとノンフィクションが交錯し、本当の真相が浮かぶ。
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【感想と魅力解説】『月まで三キロ』伊与原新

この先に「月に一番近い場所」があるんです。タクシーの運転手は、死に場所を探していた男を山奥へ連れていく。ままならない人生を照らすのは、月のようなほのかな明かり。科学が紡いでいく温かな物語の全6編。
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【感想と魅力解説】『透明な夜の香り』千早茜

書店員を辞めた一香の新しいバイトは古い洋館での一風変わった家事手伝い。調香師・小川朔がいる洋館には、事情を抱えた依頼主が次々とやって来る。ミステリアスな雰囲気に包まれ、香りの世界から人間の孤独や欲望まで底知れぬ物語の表情が読者を惹きつける一冊。
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【感想と魅力解説】『ナチュラルボーンチキン』金原ひとみ

「ルーティン人生」愛する45歳事務職の浜野文乃の人生を20代パリピ編集者・平木直理が動かす。「捻挫で三週間の在宅勤務」を申請する平木直理に自宅へ訪問する浜野文乃が見たものは…。ルーティン×パリピの異色の組み合わせが、どう生きていくのかを問う。
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【感想と魅力解説】『彼女たちは楽園で遊ぶ』町田そのこ

新興宗教・NI求会の巨大な施設が作られたことがきっかけで、町には不可解な事件が立て続けに起きた。また、学校を退学する者も出る。凜音の親友もその一人であった。突然のことで、喧嘩別れとなってしまったが、凜音は彼女を取り戻すために動き出す。