おすすめ本

【感想とおすすめポイント】鴨川ホルモー/万城目学

京都の街に巻き起こる疾風怒涛の狂乱絵巻。伝説が始まる「鴨川ホルモー」。このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道にふと渡された1枚のビラ。そこからすべては始まった。万城目ワールドの誕生。
おすすめ本

【感想とおすすめポイント】線は、僕を描く/砥上裕將

大学生の青山霜介は両親を交通事故で失った。そんな中、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。湖山はなぜか霜介を気に入り、突如、内弟子にした。しかし、それに反発の声が…湖山の孫である千瑛であった。翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。命を描くモノクロの世界観へ。
おすすめ本

【感想とおすすめポイント】自転しながら公転する/山本文緒

仕事に恋愛に家族のこと、全部頑張れますか?母の看病のために実家に戻ってきた都(みやこ)。ある日寿司職人の貫一と出会うことに。二人は付き合うことになるが、 時間が経つにつれ将来が見えない。様々な問題が降り注ぎ、見えない終着地点はどこにあるのか…。山本文緒さん最期の長編小説。
おすすめ本

【感想とおすすめポイント】月の立つ林で/青山美智子

タケトリ・オキナが配信する月に関するポッドキャスト『ツキない話』。元看護師や売れない芸人等、つまずいてばかりの日常にポッと明かりを灯し、欠けがえのない日々を紡ぐ。
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【感想とおすすめポイント】バリ山行/松永K三蔵

"第171回芥川賞受賞作" 会社付き合いを極力避けてきた、波多は同僚に誘われるまま"六甲山登山"へ。会社の登山部として正式な活動となる中、とあるベテラン職員と"バリ山行"というものに巡り合う。圧倒的な自然の力と生の実感に立ち向かう、純文山岳小説。
作家別作品一覧

【過去作紹介】青山美智子さんの作品一覧

これまで読んできた青山美智子さんの作品をご紹介!ひろが青山美智子さんの世界へご招待!
おすすめ本

【感想とおすすめポイント】月曜日の抹茶カフェ/青山美智子

川沿いの桜並木の切れ間に佇む喫茶店『マーブル・カフェ』。定休日の月曜日に1度だけ開かれた『抹茶カフェ』。1杯の抹茶から始まったストーリーは東京と京都を繋ぐ。知らない人同士、"縁"というバトンを渡し繋がっていくシリーズ続編。
おすすめ本

【感想とおすすめポイント】木曜日にはココアを/青山美智子

いつもの木曜日、いつもの場所に座る女性。彼女のことを『ココアさん』と呼んでいる。なぜなら、手紙を書きながら、ココアを注文するから。ある日、ココアさんの様子がいつもと違う…。僕が働く喫茶店『マーブルカフェ』から始まるハートフルストーリー。
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【感想とおすすめポイント】赤と青とエスキース/青山美智子

これは本というアート作品。メルボルンに留学中の女子大生・レイ、現地に住む日系人・ブー。二人は恋に落ちた…それは『期間限定の恋』。1つの絵画(エスキース)を通して、二人の奇跡を紡いでいく物語。
おすすめ本

【感想とおすすめポイント】八月の御所グラウンド/万城目学

第170回直木賞受賞作。京都で幻の2つのドラマが誕生。絶望的に方向音痴の女子高生が駅伝に挑む。死んだはずの名投手とたまひで杯でプレーボール。切なく、優しく…不意のユーモアは万城目さんの真骨頂。小説の楽しさを堪能できる1冊。
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