おすすめ本

【感想とおすすめポイント】赤と青とエスキース/青山美智子

これは本というアート作品。メルボルンに留学中の女子大生・レイ、現地に住む日系人・ブー。二人は恋に落ちた…それは『期間限定の恋』。1つの絵画(エスキース)を通して、二人の奇跡を紡いでいく物語。
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【感想とおすすめポイント】八月の御所グラウンド/万城目学

第170回直木賞受賞作。京都で幻の2つのドラマが誕生。絶望的に方向音痴の女子高生が駅伝に挑む。死んだはずの名投手とたまひで杯でプレーボール。切なく、優しく…不意のユーモアは万城目さんの真骨頂。小説の楽しさを堪能できる1冊。
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【感想とおすすめポイント】逆ソクラテス/伊坂幸太郎

敵は、先入観!?世界をひっくり返す全5編の短編集。伊坂幸太郎さんのデビュー20周年に誕生した物語は子どもたちが主人公の物語。人生を切り開くための必殺技が詰められた1冊。
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【感想とおすすめポイント】猫のお告げは樹の下で/青山美智子

ふと立ち寄った神社に現れた猫のミクジ。訪れる人はタラヨウの葉を授かる。宮司からは「その“お告げ"を大事にした方が良いですよ」と言われる。お告げの意味にきづいたときふわっと心があたたかくなる7つの物語。
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【感想とおすすめポイント】ツミデミック/一穂ミチ

パンデミック×罪を掛け合わた短編集。『違う羽の鳥』では、優斗が夜の街で出会った女は死んだはずの同級生を名乗る…。『特別縁故者』では、旧一万円札をきっかけに広がる物語。人間の愚かさや危うさを炙り出される1冊。
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【感想とおすすめポイント】わたしの知る花/町田そのこ

「あんたは、俺から花をもらってくれるのか」ある町に現れた一人の男。虫も殺せぬ優男。そんな男が…結婚詐欺師…?男はひっそりと波乱に満ちた過去を背負っていた。一人の男と花を巡る物語
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【感想とおすすめポイント】法廷占拠 爆弾2/呉勝浩

史上最悪の爆弾魔『スズキタゴサク』が囚われた!?東京地方裁判所、104号法廷。裁判中に新たな悪が生まれる…。法廷大混乱の籠城事件発生。再び始まった、正義vs悪の戦い。ミステリーのタイトル2冠の『爆弾』続編。
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【感想とおすすめポイント】鎌倉うずまき案内所/青山美智子

「はぐれましたか」。ここは古ぼけた時計屋の地下へ下りた先にある『うずまき案内所』。螺旋階段を下りると、双子のおじいさんとアンモナイトが…。平成時代を6年ごとにさかのぼり、6人の悩める人々が交差する連作短編集。
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【感想とおすすめポイント】爆弾/呉勝浩

東京炎上。ある男が傷害事件で連行されてきた。「十時に秋葉原で爆発がある」これは予言なのか予告なのか。ミステリー史上にまた一人戦慄の爆弾魔が生み落とされた。
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【感想とおすすめポイント】リカバリー・カバヒコ/青山美智子

その公園には都市伝説付きのカバのアニマルライドがある。人呼んで『リカバリー・カバヒコ』。アドヴァンス・ヒルに住む人々は様々な悩みをカバヒコへ打ち明け、自分を見つめなおすきっかけに。カバヒコが紡ぐ連作短編集。
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