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ご覧いただきありがとうございます。
今回ご紹介する一冊は原田ひ香さんの
「月収」です。
『三千円の使いかた』で原田ひ香さんを
知った方も多いのではないでしょうか。
お金に関する物語と言えば、
原田ひ香さんを想像するかもしれません。
そんな原田ひ香さんの2025年1作品目は、
まさに、『ザ・お金の物語』
『三千円の使いかた』の相棒のような本
が発売ということで、大注目なんです。
人生の姿勢を楽しみながら学ぶ。
その機会が小説という形で生まれました。
「ちょっと気になるやん!」という方は、
とにかく手に入れてほしい1冊です。
※できる限り具体的なネタバレを避けています。少しでも知りたくない方はご注意ください。
あらすじ
6人それぞれの月収に見合う生活が
物語となった短編集。
欲しいものや不要なものだけでなく、
お金では買えないものとは。
年金暮らしで貯金を切り崩す毎日に、
“不意に舞い降りた新たな収入源”
普通の会社員が、親の介護を見越して
始めた“新NISA”
夫の遺産と株式投資で、
“一生暮らせるだけの資産”がある。
ただし、この生活はどうなのか…?
6人それぞれの生活を覗き見る
お金にまつわる物語。
他人の不安を覗き見る1冊
“将来の不安代表”と言えば、
まさしく『お金』に関すること。
それなのに、その不安や危機感は、
意外と“曖昧なもの”だと思います。
しかし、この作品を読むことで、
“ハッ“と目が覚めました。
他人の不安を覗き見しているようで、
後ろめたい感覚にもなるんです。
特に冒頭の1章から、なかなか切実な
お金の事情を体感することになります。
ところが、とにかくおもしろい…。笑
しかも、不安は月収に応じて、
変化していくことにも注目です。
どの章にも学ぶべきことがあるんです。
お金があれば大概の不安は、
解決されるものだと思います。
ところが、どのステージにも
問題はあるものなんです。
不安を解決するための”姿勢”
この作品で『なるほどな』と思ったのは、
受け身の姿勢は不安を煽るということ。
どうして良いのか分からない曖昧さは
不安をどんどん大きくしていきます。
だからこそ、何らかの行動をすることで、
不安の成長を止めるべきなのです。
ただ、具体的な想像すらできないなら、
行動の選択肢は生まれません。
だからこそ、この作品の出番なんです。
不安を解決していく為の
根本の姿勢が、この作品にはあるんです。
覗き見しているだけでは、
何も解決されませんからね!
そして、自ら行動する能動的な姿勢は、
どのステージにも不可欠です。
お金に生かされるのではなく、
お金を活かすことが大事なんだと。
自分を少しずつ動かしていき、
不安なトンネルを抜け出すのです。
全ステージで大切なこと
物語には月収300万の女性も登場します。
この女性の物語は、
どこか薄暗い印象があったんですよね。
空気がどんよりとして滞っている。
それこそ、月収10万円以下の登場人物より
つまらなそうだなと感じました。
何が問題なのかと考えていると、
結局は“生きる姿勢”の問題だなと。
受け身な姿勢は、どうしても
人生をつまらない方向へ導きます。
これは全ステージ共通なんですよね。
つまり、月収300万円の女性の話も
あなたに関わりのあるということです。
羨ましいなー、なんて思っている
わけにはいかないんだぞ!
と、言われたような気がしました…。笑
最後に
6人の生活を覗き見た後、
この問いを心に刻むべきです。
“月にいくらあったら幸せ?”
答えを出すべきというよりも、
常に問うことが大切な気がします。
そもそもゴールはどう生きるか
ということですからね。
自分の生きる姿勢を見直せる。
そんな素晴らしい作品でした。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!
少しでも気になった方は、
ぜひ一度読んでみてください!
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