おすすめ本 【感想とおすすめポイント】転の声/尾崎世界観 『俺を転売して下さい』。ロックバンドのボーカリストの以内右手(いない みぎて)は、焦っていた…。ある時から思うよう声が出ない。そこにカリスマ転売ヤー・エセケンの言葉が欲望を暴走させるきっかけに。ミュージシャンが描く、転売×音楽が融合した世界。 2024.12.15 おすすめ本本の紹介
おすすめ本 【感想とおすすめポイント】二人一組になってください/木爾チレン 特別授業という名の"デスゲーム"の開始を担任が告げる。「このクラスには『いじめ』がありました…」と、とある女子高の卒業式直前。1軍から3軍のクラスメイトは半信半疑ながら、本当の友情を試される。 2024.12.12 おすすめ本本の紹介
おすすめ本 【感想とおすすめポイント】猫を処方いたします。/石田祥 そこは京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころのびょういん」。診察を終えて処方されるのは、なんと"猫"。怪しげな病院ではあるものの、猫を「服用」することで、患者の心は少しずつ変化する。猫と人が紡ぐ、ハートフル物語。 2024.11.30 おすすめ本本の紹介
おすすめ本 【感想とおすすめポイント】人魚が逃げた/青山美智子 『人魚が逃げた』ある3月の週末にSNSでトレンド入り。王子と名乗る男は「僕の人魚がいなくなってしまって…逃げたんだ。この場所に」と、銀座に人魚騒動を巻き起こす。そんな騒動の裏で5人の男女が人生の節目を迎えていた。5人の意外な運命と物語の真実とは…。 2024.11.16 おすすめ本本の紹介
おすすめ本 【感想とおすすめポイント】まず良識をみじん切りにします/浅倉秋成 デスゲームを作ったり、クロワッサンのための行列が異常で、ファーストは裏切る。物語はあらぬ方向へ突き進む。日々の違和感を増殖、暴走させてたどり着いた前人未到の五編。 2024.11.13 おすすめ本本の紹介
おすすめ本 【感想とおすすめポイント】カフネ/阿部暁子 溺愛していた弟の急死と残された遺言書。法務局で働く姉の薫子はその遺言書により弟の元恋人・せつなに会うことに。様々な思いを抱えながらも二人は家事代行サービス「カフネ」で一緒に活動することになる。カフネを通じて、食べることを通じて、それぞれの人生の背景が浮かび上がる。 2024.11.04 おすすめ本本の紹介
おすすめ本 【感想とおすすめポイント】愛なき世界/三浦しをん 『恋のライバルが人間だとは限らない』"植物の研究"に一途な大学院生・本村さんに恋をした藤丸青年。大学には、個性の強い面々とたくさんの植物がひしめき合っていた。本村さんへの恋心を持ちながら、どんどん植物の世界に分け入る藤丸。奥深い植物の世界を通して、その恋の行方は一体どう転ぶのか…。 2024.10.27 おすすめ本本の紹介
おすすめ本 【感想とおすすめポイント】ホルモー六景/万城目学 このごろ都にはやるもの、恋文、凡ちゃん、二人静。千年の都京都を席巻する謎の競技『ホルモー』。次は恋を切り口にホルモーの世界-変幻自在の第二幕-が開く。 2024.10.24 おすすめ本本の紹介
おすすめ本 【感想とおすすめポイント】鴨川ホルモー/万城目学 京都の街に巻き起こる疾風怒涛の狂乱絵巻。伝説が始まる「鴨川ホルモー」。このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道にふと渡された1枚のビラ。そこからすべては始まった。万城目ワールドの誕生。 2024.10.12 おすすめ本本の紹介
おすすめ本 【感想とおすすめポイント】線は、僕を描く/砥上裕將 大学生の青山霜介は両親を交通事故で失った。そんな中、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。湖山はなぜか霜介を気に入り、突如、内弟子にした。しかし、それに反発の声が…湖山の孫である千瑛であった。翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。命を描くモノクロの世界観へ。 2024.10.02 おすすめ本本の紹介