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【感想と魅力解説】最新刊『火星の女王』小川哲

火星でスピラミンに関する世紀の発見があった。それをきっかけに地球と火星の人々は交錯していく。地球から火星に移った生物学者、火星で生まれ育った学生、地球でISDAという組織で働く者。火星と地球の思惑がぶつかり、物語は思いもよらぬ出来事へと発展していく。
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【感想と魅力解説】『ミーツ・ザ・ワールド』金原ひとみ

「腐女子」×「キャバ嬢」異なる世界を持つ二人が交差する物語。「私はこの世界から消えなきゃいけない」というライ一言により、腐女子の由嘉里は新たな世界の扉を開くことになります。そして、ライをこの世に繋ぎとめたいと強く願うほどに、由嘉里の内面は変わっていく。
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【感想と魅力解説】最新刊『エピクロスの処方箋』夏川草介

『スピノザの診察室』の続編誕生。持ち込まれた難しい症例は、かつて病院を去る哲郎に対して激怒した大学病院の絶対権力者・飛良泉寅彦教授の父親であった。哲学者・エピクロスの快楽主義の本質に触れながら、雄町哲郎の生と死に関する哲学がベールを脱ぐ。
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【感想と魅力解説】最新刊『クロエとオオエ』有川ひろ

宝石商の跡取りである大江頼任とデザイナーの黒江彩による『恋と宝石』の物語。「いや、ごめん要らないわ、これ」とプレゼントしたリングを突き返すクロエ。自由を求めるデザインーが頼任の店でデザインを引き受けたことがきっかけで、二人の恋模様は動き出す。
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【感想と魅力解説】直木賞受賞作『しろがねの葉』千早茜

戦国末期の石見銀山を舞台に、一人の女性の生涯が描かれる。稀代の山師である喜兵衛に拾われた少女ウメは、過酷な環境下にある銀山へと足を踏み入れる。しかし、性差や男たちの蝕まれた姿を突き付けられる。それでも覚悟と強さを持ったウメの"生きる力"が読者を圧倒する1冊。
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【感想と魅力解説】最新刊『白魔の檻』山口未桜

濃霧と地震により外界から孤立した山奥の病院。次々と起きる変死事件に、医師たちは極限の中で真実を追う。真実の先に見えてくるものはー著者が描く、渾身の医療ミステリ第2弾。
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【感想と魅力解説】最新刊『踊りつかれて』塩田武士

突如ブログに書き込まれた『宣戦布告』。SNSで誹謗中傷を繰り返す83名の個人情報が晒される。お笑い芸人・天童ショージの死をきっかけに広がる騒動は、現代のSNS社会に警鐘を鳴らす一冊。
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【感想と魅力解説】最新刊『珈琲怪談』恩田陸

ホラーをダベる男子会。多忙な4人の男が喫茶店を巡りながら、怪談を披露し合う。日常と地続きな異界の存在を感じながら、贅沢な大人の時間を堪能できる作品。
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【感想と魅力解説】最新刊『それいけ!平安部』宮島未奈

「平安時代に興味ない?」という、唐突すぎる誘いから始まる物語。平尾安以加は同じクラスの牧原栞と新しい部活『平安部』を立ち上げることに。ところが、新部創設には5人の部員が必要。そして、何より「平安部って何をするの…?」という疑問の中、ピュア度100%の青春部活物語は動き出す。
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【感想と魅力解説】最新刊『ありか』瀬尾まいこ

シングルマザー・美空が一人娘との日々を通して見つめ直す母との関係。元夫の弟・颯斗や友人の支えの中、美空は自分の世界を変えていく。"これまでの私の人生を全部込めた"と言い切る著者の愛と幸せの物語。
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